2024年6月12日 | 修学旅行でスマホのレンタルサービスを導入するメリットとデメリットを解説 |
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修学旅行でスマホのレンタルサービスを導入するメリットとデメリットを解説
修学旅行用の連絡手段として、生徒にレンタルスマホを貸し出す学校が増えています。しっかりと制限ができれば、レンタルスマホを修学旅行の際に使用するメリットは非常に大きなものとなります。
本記事では、修学旅行でレンタルスマホを活用するメリット・デメリットやおすすめの機種を紹介します。スマホに機能制限をかけるコツなども紹介するため、レンタルスマホを修学旅行で活用したい学校関係者の方はぜひご覧ください。
目次
【1. 修学旅行用にスマホはレンタルできる!】
修学旅行でのスマホレンタルは、近年では一般化しています。私物のスマホを持ち込むには、盗難や紛失、破損などのリスクがともなうからです。そこで、近年注目されているのが修学旅行用スマホレンタルです。
多くの旅行会社やスマホのレンタル業者で、さまざまなプランやオプションを用意しています。大口のレンタルが可能な会社も多く、修学旅行の班ごとにスマホを借りられます。
しかし、個人では修学旅行用のスマホをレンタルできません。修学旅行でスマホレンタルをするためには、学校や法人としての申し込みが必要な点には注意する必要があります。独断でのスマホレンタルはせず、学校に相談したうえで、法人名義で申し込みをしてください。
【2. 修学旅行用レンタルスマホのメリット】
修学旅行用レンタルスマホのメリットは以下の3つです。
- 生徒の位置をGPSで把握できる
- スマホならGPSを使い地図が見られる
- いつでもどこでも生徒と連絡が取れる
各メリットを解説します。
【2-1】生徒の位置をGPSで把握できる
専用にレンタルしたスマホを使えば、生徒の位置をGPSで登録可能です。紐付けした親機を教員が持てば、生徒が迷子になっても場所を把握できます。
GPS信号は1つだけでなく、複数のグループで区別可能です。どのグループがどこにいるかも一目瞭然なため、クラス全体の行動を1つの親端末で確認できます。
【2-2】スマホならGPSを使い地図が見られる
スマホを持たせると、生徒にもメリットがあります。マップを使えば自由時間などに、目的の店や場所を把握可能です。迷わずに修学旅行の観光地などを回れるため、時間の無駄をなくし目的地までたどり着きやすくなります。
地図上へピンを付けておけば、迷わず集合場所へ戻れるのもメリットです。マップのナビを使用すれば、目的地までの道のりも確認できます。スマホをうまく使えなくても、ナビは音声利用が可能です。声で案内をしてくれるため、複雑な操作は必要ありません。スマホを使い慣れていない学生でも、問題なく使用できるでしょう。
【2-3】いつでもどこでも生徒と連絡が取れる
スマホをグループごとに1台ずつ持たせておけば、生徒と先生がいつでも連絡を取り合えます。スマホを持たせない状態では、生徒が迷ったときの連絡手段が一切ありません。公衆電話も近年では減少傾向にあるため、連絡手段としてスマホをレンタルしておきましょう。
端末に教師の電話番号を登録しておけば、迷ったときや緊急時の連絡にレンタルスマホを使えます。スマホを扱うのが難しい小学生の修学旅行の場合には、文字が大きく、通話も簡単な機種を選ぶのがおすすめです。
【3. 修学旅行用レンタルスマホのデメリット】
修学旅行用レンタルスマホのデメリットは、以下の2つです。
- 適切な制限をかけないと生徒に悪用される
- 紛失や盗難に注意する必要がある
メリットだけでなく、デメリットも把握しておけば、レンタルスマホの導入がしやすくなるでしょう。各内容を、これから詳しく解説します。
【3-1】適切な制限をかけないと生徒に悪用される
レンタルスマホは、きちんとロック管理などをしないと生徒に悪用されるリスクもあるツールです。危険なサイトの閲覧や、就寝時間のネットサーフィンなどには注意し、対策をしておきましょう。
しっかりと制限がかけられるタイプのスマホを活用するか、使用しないときには回収するなどの対応が必要です。
【3-2】紛失や盗難に注意する必要がある
レンタルスマホは、業者から借りているものです。補償がないと盗難や紛失の際に多額の賠償金を請求されるリスクがあります。中学生以上の学生ならスマホを丁寧に扱えますが、小学生の場合は落として壊すリスクも高いでしょう。
修学旅行先がアトラクションを楽しむ場所だったり、登山やスキーなどの紛失しやすい環境だったりする場合には、とくに注意が必要です。盗難紛失リスクが高い場所へ行く場合には、補償がついているスマホを選ぶのが無難でしょう。
故障が気になるなら、頑丈なスマホを選ぶのもおすすめです。耐久性や防水性の高いスマホを選べば、浸水や雨による故障や落下で画面が割れるリスクも少なくできます。
【4. 修学旅行用のスマホをレンタルするときのポイント】
修学旅行用のスマホをレンタルするときのコツは、以下の5つです。
- 親機で子機を制御できるよう設定する
- パケット通信の範囲や使える時間を定める
- 有害サイトをブロックする仕組みにする
- 連絡用の通話がしやすいプランにする
- 修学旅行の数日間だけ契約をする
各ポイントを解説します。
【4-1】親機で子機を制御できるよう設定する
修学旅行用のレンタルスマホを契約する際に最も気をつけたいのが、制御ができるかどうかです。 同じOSのスマホを選べば、親機が子機を制限するコントロールシステムの活用もできます。レンタルの際には生徒と教師の機種をできるだけ揃え、コントロールシステムを適用しましょう。
iPhone・Android別の制御システムの概要は、以下の通りです。
Android | ペアレンタルコントロール機能:親機からアプリやコンテンツ、利用時間などの制限ができる ファミリーリンクアプリ:子機のChromeブラウザの設定を変更(Android5.0以前では使えない) |
iPhone | ファミリー共有機能を使って、最大5台のiOSデバイスを管理できる デバイスを制限し、不適切なコンテンツへのアクセスを制限可能 モバイルデータ通信制限や位置情報の確認もできる |
なお、レンタル業者が独自に、ペアレンタルコントロール機能を提供している場合もあります。機能の内容は業者によって異なりますが、一般的には利用時間制限、アプリ制限、位置情報確認などが可能です。
【4-2】インターネット検索の範囲や使える時間を定める
あらかじめ生徒に持たせるスマホに、パケットや使用時間の制限をしておくのも効果的です。子機のみで制限できる機能をiPhone・Android別に紹介します。
機能名 | 特徴 | |
iPhone | スクリーンタイム | 特定のコンテンツや機能へのアクセスを制限できる 特定のアプリを許可・制限・禁止に設定可能 |
Android | 利用制限 | 特定アプリの利用を禁止できる コンテンツやデータ使用の制限も可能 デジタルウェルビーイングまたはスクリーンタイムを選択して利用する |
iPhoneもAndroidも、同等の制限が可能です。しかし、制限の方法は端末により異なるため注意してください。OSの仕様でも、端末制限の方法は異なります。気になる場合には、法人スマホレンタルの担当者に尋ねるのもおすすめです。
【4-3】有害サイトをブロックする仕組みにする
有害なサイトのみをブロックすることはとても重要です。サイトのフィルタリングやウイルスチェックなどのアプリを、可能なら事前にダウンロードしましょう。具体的な方法は、以下の通りです。
- フィルタリングアプリの導入
- ウイルスチェックアプリの追加
- スマホレンタル会社のサービスを利用する
- 検索エンジンそのものの制限
必要に応じて危険な情報をブロックできる仕組みにしておけば、生徒を有害サイトから上手に守れるでしょう。
【4-4】連絡用の通話がしやすいプランにする
契約の際に、通話がしやすいプランを選ぶのもポイントです。修学旅行が1週間などの長期になりそうな場合には、カケホーダイを検討するのもありでしょう。
なお、通話やチャットができるLINEなどのアプリは基本的にレンタルスマホでは使用できません。通話を重視するプランを選択し、できるだけ気軽に連絡が取れるような環境を整えてください。
【4-5】修学旅行の数日間だけ契約をする
修学旅行用のスマホをレンタルする際には、1日から契約できるものを選ぶのがおすすめです。1か月ごとに契約更新するタイプのスマホレンタルでは、コストがかかりすぎます。できるだけコストを抑えつつ、スマホをレンタルしたいなら数日のプランを検討しましょう。
【5. 修学旅行用におすすめのレンタルスマホ3選】
修学旅行用におすすめのレンタルスマホ3選を紹介します。まずは比較表を確認しましょう。
DIGNO G | 衝撃や水に強くアウトドアにおすすめ |
iPhone7 | 小型で持ち歩きがしやすい |
AQUOSsense2 | 大画面で見やすくバッテリー持ちも良い |
どのスマホもコストが良く使いやすいため、修学旅行時に契約するスマホを探している方はぜひご覧ください。
【5-1】DIGNO G
多くの修学旅行用レンタルスマホ会社で使われている端末が、DIGNO Gです。
性能 | 防水・防塵性能 耐衝撃性能 手袋で操作可能 長時間バッテリー |
メリット | 頑丈で壊れにくい バッテリー持ちが良い 操作が簡単 |
Android 7.1を搭載し、米国国防総省が定めた耐衝撃性試験MIL-STD-810Gに準拠した高い耐衝撃性能、防水(IPX5/IPX7)、防塵(IP5X)性能を備えています。アウトドア環境でも使える性能を持っているため、スキーや長距離移動をする修学旅行におすすめです。
高所からの落下にも耐えられる高いタフさを備えているため、万が一落としても壊れる確率は低いでしょう。防水性能も高く、雨の日や水場でも安心して利用可能です。
バッテリー性能が高く、省電力モードなら3日以上電池が持つスペックです。文字を大きくし、操作を簡単にするモードもあるため、Androidスマホを使った経験のない生徒でも使いやすいでしょう。
【5-2】iPhone7
端末が小さく持ち歩きやすい、iPhone7も人気があります。
性能 | 防水・防塵性能 メモリは少なめ バッテリーは日中活動するのに十分な容量 |
メリット | 小型で扱いやすい 価格が安い |
防水性能が高く、ちょっとした雨はもちろん水深1m程度の水没も防げます。ディスプレイは4.7インチと小さく、非常に持ち歩きがしやすいスマホです。バッテリーは最大22時間ですが、修学旅行で日中使うだけなら十分でしょう。
メモリは2GBとやや少ないため、マップアプリを使う際には注意が必要です。ストレージは32・128・256GBから選択できます。価格を抑えたいなら、32GBを選びましょう。
【5-3】AQUOSsense2
防水・防塵仕様で壊れにくい、AQUOSsense2もおすすめのスマホです。
性能 | 防水・防塵性能 耐衝撃性能 長時間バッテリー |
メリット | 頑丈で壊れにくい 大画面で操作しやすい |
画面が大きく操作しやすいうえに壊れにくいため、使いやすいスマホとして人気があります。バッテリー持ちが良く、長期間の使用にも対応可能です。価格も比較的安価なので、コストパフォーマンスの高いスマートフォンを求める方に適しています。
【5-4】通話重視ならガラケーレンタルも検討しよう
通話のみで連絡を取り合うならガラケーのレンタルも検討しましょう。ガラケーの契約をする際には、費用は極力かからないよう意識する必要があります。相場がスマホより高いため、業者を厳選しなければコストがかかりやすいからです。
通話重視のガラケーを活用したいなら、ジャパンエモーションがおすすめです。基本プランも安く通話し放題で1日当たり数千円のコストで活用できます。日額も数百円しかかからないため、1週間程度の長期修学旅行でもコストが安く済むでしょう。
【6. 修学旅行用のレンタルスマホならジャパンエモーション】
修学旅行用のレンタルスマホならジャパンエモーションがおすすめな理由は、以下の3つです。
- 特徴①1日から気軽にレンタル可能
- 特徴②複数台のレンタルがすぐにできる
- 特徴③法人用窓口があり学校でのレンタルがスムーズ
各特徴を詳しく解説します。
【6-1】特徴①1日から気軽にレンタル可能
ジャパンエモーションは1日からスマホの契約が可能です。必要な日数だけレンタルをして、使用した分だけの通信費・通話料を支払えば使えます。日額と基本料金の組み合わせで、コストを抑えたレンタルを実現しましょう。
【6-2】特徴②複数台のレンタルがすぐにできる
ジャパンエモーションでは、修学旅行などの大口スマホレンタルにも対応しています。iPhone7などの使いやすいスマホを多数レンタル可能です。
大口契約は、スマホレンタルの専任担当者にご相談ください。必要な日数や台数、予算などをご相談いただければ、速やかに対応いたします。
【6-3】特徴③法人用窓口があり学校でのレンタルがスムーズ
ジャパンエモーションは法人窓口があるため、学校法人との契約がスムーズです。法人名義でスマホをレンタルする手順は、以下のステップで完了します。
- 契約の説明や相談を電話やZOOMで行う
- 必要書類を提出し審査する
- スマホのレンタル契約をする
- 最短翌日からレンタルを開始する
簡単な手順で素早くレンタルを開始できるため、契約までお待たせしません。
【7. 修学旅行用にレンタルスマホを契約してみよう!】
修学旅行用のスマホをレンタルする際には、費用や契約期間、機種などを吟味する必要があります。学校でスマホレンタルを契約する際には、法人窓口への相談も必要です。
修学旅行用レンタルスマホを契約するなら、ジャパンエモーションにご相談ください。契約は最短翌日でできるため、急ぎの場合でも安心です。相談や見積もりのみも可能なため、以下のリンクからお気軽に問い合わせをしてください。