2024年2月7日 | 法人スマホのレンタルと購入を6つの要素で比較!おすすめな方も紹介 |
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【導入】
法人がスマホをレンタルするのと購入するのではどちらがお得なのか、と気になってる方は多いでしょう。
レンタルと購入では、コスパや端末プランの種類などが異なります。法人で欠かせない経理や経費の計上作業も変わってくるため、特徴を押さえて自社にあった方を選択しましょう。
この記事では、さまざまな項目から法人のスマホレンタルと購入の特徴を比較しています。どちらのサービスを利用しようか迷っている方は、ぜひご覧ください。
目次
【1. 法人スマホレンタルと購入の違いを比較】
法人スマホレンタルと購入にはさまざまな違いがあります。「違いを把握したいけど、どのような項目を見たらいいかわからない…。」そうお悩みの方のために法人スマホレンタルと購入の違いを、ここでは6つの項目で比較します。
はじめに、法人のスマホレンタルと購入の違いを、表で比較しましょう。
レンタル | 購入 | |
コスパ | 短期が優れる | 長期が優れる |
経理・経費計上作業 | 経費計上が必要ない | 資産計上で税金対策になる |
故障・紛失の対応時間 | 早い | 遅い |
端末の使用開始時期 | 最短即日 | 数日かかる |
プランの種類 | 少ない | 多い |
スマホの名義 | レンタル会社 | 法人 |
各項目をこれから詳しく解説するので、スマホを購入するかレンタルするか、迷っている法人の方はぜひご確認ください。
【1-1】コスパ
長期・短期でコスパは変わるため、レンタルや購入を検討するときには注意が必要です。
レンタルは初期費用が抑えられるのが最大のメリットであり、短期間スマホを活用するのに向いています。端末代を全額払わずに済み、機種ごとの基本料金や通信費、日額などを払うだけで利用できるのが魅力です。しかし、1日あたりのコストが高く、長期利用では購入より割高になる場合があるため注意しましょう。
購入は長期利用ではレンタルより費用が安くなりますが、高額な端末料金の支払いが必要です。一括払い・分割払いと選べますが、最終的には数万円から10万円以上かかります。また、契約期間の縛りが発生する場合もあるため、数年単位で端末を使いたい方に向いています。
買い替えをするたびに自己負担が発生するため、短期間でスマホを変えたい方は大手の通信キャリアで端末を購入するのは向いていません。買い替えを前提としている場合には、格安のSIMフリー端末の購入も検討しましょう。
ジャパエモのスマホ購入では、お買い得なSIMフリー端末もラインナップしています。コストを抑えてスマホを手に入れたい法人の方は、ぜひ利用をご検討ください。
【1-2】経理・経費計上作業
レンタル・購入はどちらの費用も経費計上が可能ですが、処理の仕方が異なるため注意しましょう。レンタルでは、毎月のレンタル料を全額経費に計上でき、購入は端末代金の購入金額を数年にわたって分割・経費計上する形で処理を行います。
レンタルは資産計上がいらなくなるため、経費管理のうえではメリットが大きいです。毎月のレンタル料を経費に計上するだけで管理ができ、資産にする処理もいりません。
シンプルな仕分けで済むため、レンタルは経理を複雑にしたくない企業に向いています。活用する端末の数が多いと、どうしても経理部門に負担がかかりがちです。費用だけを計上するレンタルスマホなら、処理は複雑化しません。端末本体の料金を分割計上する必要もなく、処理を簡略化できて便利です。
購入では端末代金や減価償却費を経費に計上しなければならず、資産管理が必要です。経理処理は複雑ですが、節税効果が期待できます。端末の数が少なく、かつ長期的に節税効果を得たいならスマホの購入も視野に入れましょう。
【1-3】故障・紛失の対応時間
故障や紛失時の対応は、圧倒的にレンタルの方が早いです。
レンタルは、故障時に端末を即日交換対応できます。法人レンタルの場合は代替機を即日で店頭受け取りできます。法人の場合、空港や会社に端末を配送してくれるサービスもあり便利です。出張先でスマホが壊れてしまっても、すぐに代替端末を手配できます。
しかし、故障時に補償プランに加入していないと、高額な請求をされる可能性がある点には注意しましょう。スマホが故障しそうな環境で使用する場合にはあらかじめ保険に入っておけば、リスクヘッジが可能です。
購入の場合、修理期間は数日~数週間かかり、即日対応はできません。補償プランに入っていない場合、修理代金は自己負担となる点にも気をつけてください。
しかし、ショップでのサポートを受けられるのが購入の強みです。最寄りのショップに立ち寄れば、端末に関する不具合の問い合わせもできるでしょう。ちょっとした不具合などに対し処置も施してくれるため、修理をせずとも不具合を解消できる可能性があります。
【1-4】端末の使用開始時期
端末の使用開始時期については、レンタルに軍配が上がります。
法人でスマホレンタルを利用する場合は、2回目以降の利用開始が早くなるケースが多いです。端末を即日レンタル可能なサービスもあり、審査スピードも速い傾向にあります。大量の端末を素早く貸してくれるところもあるため、急なイベントや出張の時には非常に役立つでしょう。
一方で購入は手続きが複雑であり、即日で端末が手に入る可能性は低いです。2回目以降も端末購入ごとに審査があるため、急いでスマホを手に入れたい方には向かないサービスです。
【1-5】プランの種類
プランの種類は、レンタルは少なく購入の方が多い傾向にあります。
レンタルスマホの場合、日額と基本料金を支払って使うパターン、もしくはかけ放題のどちらかが多いです。割引が適用されるケースは少なく、お得な通信プランは使えるケースが少ないでしょう。使えば使うほどお得といったプランは少ない傾向にあります。
一方で購入の場合、キャリアが設定しているさまざまなプランを利用可能です。法人契約のみのお得な割引や、台数が増えるほど値引きが発生する商品もあります。プランは一括管理ができるため、状況に応じてすぐに変更が可能です。
シンプルなプランのみで少ない数の端末を使いたいなら、レンタルでも構いません。しかし、たくさんの端末をお得に使いたいなら、割引プランがある購入を検討する方がよいといえるでしょう。
【1-6】スマホの名義
レンタルスマホは、法人名義の商品として登録ができないデメリットがあります。法人の電話番号として、記入もできません。
法人としてだけでなく、個人としても電話番号を連絡先として使用できません。役所などで必要情報として電話番号を記入できないリスクが付きまとうため、レンタルスマホのみで生活をするのは非常に困難といえるでしょう。
しかし、この問題は自社あるいは個人で所有しているSIMカードにすれば解決可能です。会社の携帯電話番号でレンタルスマホを利用したいなら、本体のみのレンタルを選びましょう。SIMカードを挿入し端末を使用すれば、問題ありません。
購入の場合には、端末が自社名義のものとなります。電話番号などを問題なく書類に記入できるため、個人情報を記入しなければならない書類を作るときに便利です。
【2. スマホレンタルがおすすめな法人の特徴】
スマホレンタルがおすすめな法人の特徴は、以下の3つです。
- 1日~1ヶ月の短期間スマホを活用したい
- 経理作業を簡略化したい
- 故障や紛失のリスクを軽減したい
各ポイントを、これから解説します。まだ、レンタルにしようか迷っている方はそれぞれの項目に当てはまるか確認しましょう。
【2-1】1日~1ヶ月の短期間スマホを活用したい
スマホを購入する場合、ほとんどの契約で1~2年ほどの契約期間の縛りが設けられます。しかし、レンタルならば最低契約期間が存在しません。
1日からでも端末を手に入れられ、返却も自由に行えます。期間限定のプロジェクトや、イベントで一時的にスマホが必要な方にレンタルはおすすめといえるでしょう。
数日~数ヶ月以内のレンタルなら、購入よりも低コストでスマホを活用できます。従業員の研修や出張で、短期間だけスマホを利用するときにも使えて便利です。新規事業の立ち上げなどで初期費用を抑えたい場合、一時的にスマホを導入するのにもレンタルは役立ちます。
【2-2】経理作業を簡略化したい
経理部門で個別の契約管理をしたくない企業には、スマホレンタルがおすすめです。請求書の処理や支払いの手間が削減できるため、大幅に負担が減少します。
大手企業で複数台の法人携帯を所有すると、経理処理が非常に複雑になるケースも出てきます。資産計上をする必要がないレンタル端末は、レンタル費用のみの計上で済むため手軽です。
短期間で一時的に利用したい場合は、購入よりスマホをレンタルするのがおすすめです。
【2-3】故障や紛失のリスクを軽減したい
法人携帯のレンタルサービスにはヘルプデスクがあり、故障時には代替端末をすぐに手配してもらえます。
購入では修理などに時間がかかり、代替端末の手配ができない可能性もあるでしょう。一方の法人携帯レンタルサービスでは、丸ごと端末を入れ替えるため、手続きが非常に簡単です。
防塵や防水機能があり、かつ衝撃に強く温度に対する耐性があるスマホも法人用としてラインナップされています。端末故障のリスクが大きい野外や工場などでスマホを使う場合には、法人のスマホレンタルを利用しましょう。
【3. スマホ購入がおすすめな法人の特徴】
スマホ購入がおすすめな法人の特徴は、以下の3つです。
- 同じスマホを必ず2年以上利用したい
- プランや機能をカスタマイズしスマホを活用をしたい
- キャリア特有の割引プランを適用したい
各項目をこれから詳しく解説します。
【3-1】同じスマホを必ず2年以上利用したい
年単位で同じスマホを利用する場合は、購入の方がレンタルよりコストが安くなる可能性が高いです。
購入は初回の端末購入費用はかかるものの、そのあとはレンタルとは異なり、日額が発生しません。基本料金や契約プランの支払い、通信費等だけで運用ができます。
結果的に年単位で利用するとスマホ購入の方法がお得になるため、長期利用の場合には端末の購入を検討しましょう。
【3-2】アプリや機能をカスタマイズしスマホを活用をしたい
法人専用の携帯にはビジネス用のアプリやツールが入っている場合もあります。
日報の作成やスケジュール管理、経費の計算などができるツールもあり、非常に便利です。レンタルスマホではアプリのダウンロードなどが規制されている場合もあるため、この恩恵は受けられません。
情報の流出やハッキングなどを防止するセキュリティパックも法人契約には数多く適用されています。ウィルスの感染やサイバー攻撃に対処できる可能性が高いです。
しかし、レンタルでもセキュリティ関連のオプションを選べば、安全に使える場合もあります。
【3-3】キャリア特有の割引プランを適用したい
通信キャリアの法人契約に通話料を削減できるプランが多いのも、スマホ購入のメリットです。多くのキャリアが法人用の格安プランを用意しており、台数や期間に応じた割引を適用できます。
法人契約で契約者全員のプランを一括で管理できるため、通話料をチェックし状況に応じてお得なプランを適用できるのも嬉しいポイントでしょう。例えば、docomoでは、同じビジネス通話割引グループで条件を満たすと回線数に応じ割引が得られます。au回線なら、社員間での国内通話やSMS送信が無料です。
契約数が多いほど得をするプランを活用し、回線にかかるコストを抑えましょう。
【4. スマホのレンタルも購入もできる!ジャパエモの法人サービスを紹介】
ジャパエモでは、スマホのレンタルも購入もできます。これから、それぞれの特徴を解説するため、現在スマホを購入するかレンタルするか迷っている法人の方はぜひ確認してください。
【4-1】レンタル|AndroidもiPhoneも使えてかけ放題も利用可能
ジャパエモのスマホレンタルには、かけ放題と通常プランがあります。どちらのプランでもiPhone・Androidを選択可能です。
かけ放題プランは通話に特化しており、何度電話をかけても日額は変わりません。最も安い機種の場合、基本料は1,300円、日額は250円で利用できます。折りたたみ式で使いやすいガラケーや、防水防塵で耐衝撃性能も備えるDIGNO G、iPhone8などを使用可能です。
レンタルスマホの一般プランでは、iPhone15やPixel7aなどの最新機種を利用できます。AndroidではGalaxyやXperia、AQUOSなどを使用可能です。iPhoneは最新のiPhone15までの機種を、全28種類ラインナップしています。いずれの機種も基本料金と日額、通信料などを支払えば簡単に素早く利用できます。
【4-2】購入|高性能な海外スマホを多数ラインナップ
ジャパエモでは、海外製の高性能スマホの購入もできます。AppleやSAMSUNG、SONYなどのスマホはもちろん、高性能のSoCを搭載したスマホやセキュリティプロセッサ内蔵の製品も購入可能です。
一般的な素材ではなく、特殊なアラミド繊維などで作られた高耐久スマホもラインナップされています。電波がなくても衛星通信を使いメッセージのやり取りができる商品や、-30~70℃の過酷な環境でも24時間使えるスマホもあります。
また、ジャパエモでスマホを購入する魅力は、価格にもあります。定期的に海外製のスマホのセールを開催したり、格安スマホのラインナップがあったりするため、費用を抑えて社用端末を買えるでしょう。
【5. スマホのレンタルと購入を比較して適切な方を選ぼう】
スマホのレンタルと購入には、それぞれ魅力があります。かかるコストや性能などには大きな違いがあるため、特徴を把握し、どちらが自社に合っているか確認しながら商品を選びましょう。
ジャパエモでは、スマホ購入もレンタルも両方できます。レンタルではかけ放題プランがある格安商品から最新の高性能な機種まで選択可能です。購入では耐久性が高い特殊なスマホも入手できます。ラインナップが気になる方は、ぜひジャパエモの公式サイトをご覧ください。